運命の恋~もしもあの時・・~
千秋をベッドに下ろすともう止まらなかった。
お互いに感情のまま身体を重ねた……


「半年、長かったな。もう戻れないんじゃないかって絶望的だったよ…何だったんだろうな?」

「パラレルワールド…さっきの弘人のプロポーズで思ったんだ。僕があんなに不安にならなければ…女の人とっていわなければこんな事にならなかった気がする。その不安ってさ、あのまま一緒になってたとしても消えなかった気がするんだ。だから弘人は香織さんと結婚してたもう一つの世界に行ったんだと思う。そしてこのまま俺と一緒になっても大丈夫って証明してくれたんだ。僕、全力で弘人を幸せにするよ。一緒にいるのが当たり前じゃないんだ。この幸せをもう二度と手放さないよう頑張る!」

「ひとりで頑張る事じゃないよ。2人で無理せずなっ!きつかったり、不安なことは言ってほしいし、海外から電話で言われたら駆けつけられないから出来れば目の前で言ってほしい。」
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