運命の恋~もしもあの時・・~
有希に連れてこられたのはこれまた私が来ないような落ち着いた雰囲気の〈みやこ〉という和食のお店だった。
ひと席ひと席が区切られており半個室みたいになっている。
二人とも日替わり御膳を頼んだ。
「実は香織に話があって呼んだの。ものすごく迷ったんだけど伝えることにしたんだけど…気分のいい話じゃないの…。」
有希は真剣な顔をして真っ直ぐこちらを見ている。
何でもさらっと言ってのける有希がこんな風に言うなんて何事だろう?
「うん…」
「香織の旦那さん、菊池さんの事なんだけど私の職場と菊池さんの職場って近いじゃない?だからたまに見かけることがあるの。それで…」
旦那?
旦那の話題とは思ってなかったので驚きを隠せない。
「それ、で?」
ひと席ひと席が区切られており半個室みたいになっている。
二人とも日替わり御膳を頼んだ。
「実は香織に話があって呼んだの。ものすごく迷ったんだけど伝えることにしたんだけど…気分のいい話じゃないの…。」
有希は真剣な顔をして真っ直ぐこちらを見ている。
何でもさらっと言ってのける有希がこんな風に言うなんて何事だろう?
「うん…」
「香織の旦那さん、菊池さんの事なんだけど私の職場と菊池さんの職場って近いじゃない?だからたまに見かけることがあるの。それで…」
旦那?
旦那の話題とは思ってなかったので驚きを隠せない。
「それ、で?」