クールな君と秘密の恋を。



俺がベッドに入り莉子の隣に寝るといきなり抱きついてきた。


「ねぇ、りと大好きだよっ」


「…っ俺も大好き。」


普段とは違って今の莉子は甘えん坊になっている。


「ね、付き合ってる事は内緒?」


「うん。内緒。」


「だよね〜。りとの周りには可愛い子沢山いるんだから目移りしちゃダメだよ?」


はぁ


可愛い。


「しないよ。俺はずっと莉子のこと好きだったし。」


正直誰とも付き合っていない訳じゃない。


莉子を好きになる前に俺は3人の女性と付き合った事があった。


一応それなりに経験はしている。



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