クールな君と秘密の恋を。
「これは事実なの?」
「これは…「はい、事実です。」
理人…!!
「それなら申し訳ないけど、蒼井さんにはマネージャーを辞めてもらうわ。この写真にはあなたの顔はモザイクされてあるけど、バレるのも時間の問題よ。」
「待ってください!それは…」
理人が止めようとしたが、私はそれを遮った。
「社長、分かりました。ご迷惑かけて申し訳ございませんでした。」
私は深々と頭を下げた。
マネージャーは辞めたくなかったが、熱愛スクープをされたのなら仕方ない。
「待って。私はあなた達の事はうすうす分かっていたわ。だから謝る必要なんてない。」
社長…
て、気づかれてたのか。
「だから少しこの報道が収まるまで、理人くんには近づかないでほしいの。その後のことは2人に任せる。」