クールな君と秘密の恋を。



「ありがとう、桐谷くん。元気出たよ。」



「よかった。じゃあ、僕はここで帰るね。」



え?


家まで送っていくんじゃ…



「わ、わかった。ありがとうここまで送ってくれて。」



「うん。あとは…」


と、桐谷くんが言いかけた時、


私は誰かに後ろに引っ張られ抱きしめられた。



はっ

この甘い柔軟剤の香りは…


「あとは、俺が送る。」



り、理人…。



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