クールな君と秘密の恋を。
◆
「おい。起きろ。」
「ん…理人…?」
もう朝か。
あれからずっと考え事をしてて眠れなかったけど、いつの間にか寝てたんだ。
「大事な話がある。」
「ん?何?ていうか何で理人がここに…」
「結婚しよう。」
へ…?
今、なんて……
「えっと、今のは聞き間違い?」
「莉子、俺と結婚して。」
け、っこん…
夢みたいで、涙が溢れてきた。
「うぅ…」
「何で泣くの。返事は?」
「…お願いします。」
理人の事は信じていたけど、やっぱり心のどこかで別れるかもって思っていた。
だからとても嬉しい、、