クールな君と秘密の恋を。
「あ!これ乗ろう!このジェットコースター前にも乗ったよね〜。理人が怖がってたやつ!」
「は、怖くねーよ。行くぞ。」
と、理人は私の腕を掴んで乗り物の受付の所まで行った。
強がっちゃって。
ほんとは怖いくせに、私の為に一緒に乗ろうとしてくれている。
優しいなぁ。
あとでアイス買ってあげよう。
*
「いや〜いっぱい乗ったね!楽しかった〜。」
「…莉子、すげーな。」
私達はいっぱい乗り物に乗ったあと、近くにあるベンチで休憩していた。
理人はジェットコースターにいっぱい乗ったからげっそりしている。
ちょっと申し訳なくなった。
「ほら、アイス買ってくるから待ってて!」
「チョコね。」
「わかってます〜。」
そして私はチョコとストロベリーのアイスを買った。
戻ろうとした時、