クールな君と秘密の恋を。
「…なぁ、それ不意打ち。」
「なっ…!私はいつも不意打ちされてますー。」
「あーもうちょっと黙ってて。」
と、理人はまたしてもそっぽを向いた。
もー、何なのさ。
そしてゆっくりと観覧車は1周し、私達は降りた。
「おい、手。」
「ん?手?」
よく意味がわからなかったので手の平を見せた。
「違うっつーの。」
すると、いきなり私の手を繋いで歩き始めた。
「へ?ちょ、ちょっと…」
しかも、カップルではあるあるの恋人繋ぎ。
何気に初めてだから手汗が心配、、