クールな君と秘密の恋を。









「お、お待たせしました…。」



「あぁ、大丈夫。」


ん?あれ?


待たせたのにそんなに怒ってない…?



「あの、怒ってないの?」



「別にスタジオに間に合うから怒る必要ない。」


ほっ。

何か優しいな。



「遅いから何かあったのかと思った。ちょっと心配した。」




心配してくれたんだ。


何も無かった訳では無いけど、、


嬉しい。






「さ、行くぞ。遅れたらシャレになんねーよ。」




「そ、そうですね。行きましょう!」




私は車のエンジンをつけ、スタジオへと向かった。




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