クールな君と秘密の恋を。
でも今…
抱き締められるような形になっている。
それはさすがに恥ずかしくて…
「あ、えと。もう大丈夫。支えてくれてありがとう。」
「あぁ、うん。」
名残惜しい気もするけど、私の心臓も大事。
「早く着替えてご飯食べて莉子の家行くから。」
「わ、わかった!急ぐね!」
「ん。俺もうご飯食べたから。」
えぇ!はや!
「尚更急ぎます。」
私は着替えてからお母さんが作ってくれた朝ごはんを食べて、マンションへと向かった。
*
それから3日間、
仕事に行きながら合間を縫って理人と2人で私の荷物を整理した。
*