クールな君と秘密の恋を。
「何その問題って。もしかして告られたとか。」
ぎ、ぎくっ
あながち間違ってないからびっくりする。
うーん。これは言うべきだよね…。
「あ、あのね、実は…」
桐谷くんがバイトに入った事と片山さんにしつこく呑みに誘われたけど桐谷くんが助けてくれた事、そしてその桐谷くんに告白されて付き合った事を伝えた。
「は…。なにそれ。」
「ま、その付き合う事になって。」
「好きなの。桐谷の事。」
「ん、んーまぁ。」
嫌いだけど脅されているから曖昧に答えた。