あなたの義理の妻になります!
「ほ、本気か?別に無理しなくてもいいんだぞ。」

叔父さん…ありがとう…

「ううん、平気だよ。それに私は、叔父さん達にもらった恩を返したいの、私に本当の愛を教えてくれてありがとう。叔父さん達がいなかったら、私の心は死んでて中身がないただの人形になってたかも。」

「彩佳ちゃん…そっか、彩佳ちゃんが平気ならいいんだ。じゃあ、新河家にはそれで返事しとくな。」

「うん」

私はそれだけ返事したら、叔父さんに軽く会釈してから部屋を出た。

長い廊下を玄関まで歩いていたらー…

「あら、彩佳ちゃん?」

声をかけられた。返事しなくちゃと思って振り向いたら
叔母さんが私に話しかけていた。
< 18 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop