ハロウィンの森で【短編】
物音
森の近くの小さなおうち。

そのおうちには7才ほどの小さな女の子がいました。


空の色が深い藍色に変わった頃。


女の子は近くの森がにぎやかなことに気が付きました。

女の子は大変好奇心旺盛な子でしたからそれはそれは気になりました。

しかし夜の森には狼や熊が出てきます。

お母さんに夜の森に入ることは止められていましたが、女の子は気になって気になって眠れません。

そこで女の子は森に行くことを決めました。


熊のぬいぐるみを手に持って―――。


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