溺愛なんだから、許してよ
1,〜君の温まり〜
「もうすっかり冬だね。」
「そうだな。」
路地を歩きながら、私達は下校していた。
でも、私は最近彼に不満を抱えていた。
それは、付き合い初めて手をまだ繫いでいな
い事だ。
付き合ってて手を繫いでないとか、私女とし
て見られてるのかな…。
「どうした?そんか険しい顔して…。」
「え…!?なんもな…へっくしょん!」
私は、寒いせいかくしゃみが出てしまった。
「うー、今日に限ってマフラー忘れたよ
ー。」
「……。」
私は、手を揃え息を吹きかけようとした時、
彼は手を掴んだ。
「…!?…え!?」
私は、挙動不審に固まった。
「こうすれば寒くないだろ?」
「!?」
掴まれたその手は、一瞬に熱くなったような
感じになった。
少しヒリヒリして、でもそれ以上にドキド
キした。
手を伝って心臓の音聞こえないかなと不安で
仕方がなかった。
突然天然を発動させる彼氏に、私は溺愛して
るなんて死んでも言わないと心に誓ったので
あった。
「そうだな。」
路地を歩きながら、私達は下校していた。
でも、私は最近彼に不満を抱えていた。
それは、付き合い初めて手をまだ繫いでいな
い事だ。
付き合ってて手を繫いでないとか、私女とし
て見られてるのかな…。
「どうした?そんか険しい顔して…。」
「え…!?なんもな…へっくしょん!」
私は、寒いせいかくしゃみが出てしまった。
「うー、今日に限ってマフラー忘れたよ
ー。」
「……。」
私は、手を揃え息を吹きかけようとした時、
彼は手を掴んだ。
「…!?…え!?」
私は、挙動不審に固まった。
「こうすれば寒くないだろ?」
「!?」
掴まれたその手は、一瞬に熱くなったような
感じになった。
少しヒリヒリして、でもそれ以上にドキド
キした。
手を伝って心臓の音聞こえないかなと不安で
仕方がなかった。
突然天然を発動させる彼氏に、私は溺愛して
るなんて死んでも言わないと心に誓ったので
あった。
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