神様のお仕事はじめました。
第1章 転入生
『神様のお仕事やってみませんか!?』
目の前の彼女はそう言った。
・・・・・・・・・・
今日は4月10日。新学期だ。と言っても、そんなにウキウキする、新学期というわけでもない。
今日から高校3年生、大学受験を気にしてくる学年だ。
というより、気にしなければならない。
自分の靴箱に今朝おろしたばかりの真新しい白のスニーカーを入れる。
そして、これまた今朝おろした新品の上履きをバックから取り出し、床に放り投げるように落とした。
放り投げたせいか、ひっくり返ってしまった上履きを足で正しい向きに直して履いていると、後から自分の名を呼ぶ聞き慣れた声がした。
目の前の彼女はそう言った。
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今日は4月10日。新学期だ。と言っても、そんなにウキウキする、新学期というわけでもない。
今日から高校3年生、大学受験を気にしてくる学年だ。
というより、気にしなければならない。
自分の靴箱に今朝おろしたばかりの真新しい白のスニーカーを入れる。
そして、これまた今朝おろした新品の上履きをバックから取り出し、床に放り投げるように落とした。
放り投げたせいか、ひっくり返ってしまった上履きを足で正しい向きに直して履いていると、後から自分の名を呼ぶ聞き慣れた声がした。