神様のお仕事はじめました。



そんなくだらない話をしていると、音を立てて教室の前のドアが開いた。
そこから、)担任だと思われる先生が入ってきた。

雅はその先生を見ると「あっ。」と言った。

俺も続けるようにして、

「まっちゃんじゃん。」

と言った。


まっちゃんこと、松原先生。

英語担当の先生で、面白い授業で、教え方も上手いため生徒からも好かれている。


まっちゃんと言われた松原先生は

「こら。天神林。まっちゃんじゃないだろ。松原先生だ。松原先生。」

と、俺に言った後に続けて話し出す。

「みんな席に付けー。」

とまっちゃんが言うと、みんな席につき始めた。

ちなみに、俺は一番後ろの席だ。

「今日は転入生が来ている。自己紹介してもらうから、静かに聞くんだぞー。音霧入ってきなさい。」
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