潔癖症な彼の素顔
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「あず!また明日ね!」
「うん!また明日!」
「放課後デート楽しんでこいよ!」
「う、うん!」
尚斗、恥ずかしいから大きな声で言わないでよぉー!
「はい」
「え?」
秋君はそっと手を出してきた。
て、手を繋いでって意味だよね!?
き、緊張が…。
ぎゅっ
「っ」
「梓が早く繋がないから、
俺から繋いじゃった…。
嫌だった?」
嫌なはずがない。
「うれしい…」
「じゃあ、ファミレスに入って、席に座るまでこのままね」
「え、ええ!恥ずかしいよ…」
「俺は恥ずかしくないよ」
この、余裕の表情…。
楽しんでる気がする、、、。
手を繋ぐ前から…。
秋君の意地悪!