潔癖症な彼の素顔
それから月日がたち学年が1つ上がった時。
「あれ…、秋君はどこにいるんだろ…」
ん?
秋君の声がする。
「葉山先輩!!私、葉山先輩の事が好きです!!」
「私も好きです!!」
えぇ!?
なんと秋君は後輩の女の子から告白をされていた。
しかも、複数同時に…。
す、すごい…。
「……」
秋君は告白されても口を開かない。
え…、もしかして誰か好きになっちゃったのかな!?
断らないってそういう事だよね…?
私の事…嫌いになっちゃったのかなっ。
「先輩!なんで答えてくれないんですか??」
「もしかして、この中で誰か好きになっちゃいましたか??」
えぇっ!
本当なのかなっ。