潔癖症な彼の素顔
教室に戻り、雪ちゃんの所に向かった。
「あず!どうだった??って、何故に葉山と一緒!?」
「大川さん、手紙の事知ってて止めなかったんでしょ。西谷さんには危ないって事、気づきなよ」
「え!?まさかあず、何かあったの!?」
「どういう事だ??」
尚斗まで話に…。
「ぅ、いや…」
とても言いづらい…。
「俺が来なかったら西谷さん、前琉太って奴と無理やり付き合う事になってたよ」
「はーー!?!?」
尚斗が絶叫
「うそ、あいつそんな奴だったの…」
「特に西谷さんは、大人しめの性格だから余計危ない。友達なら守ってあげないと」
葉山君はキツめな言い方で雪ちゃんに話した。
「っちょ、葉山君そこまで言わなくても……私がちゃんと分かっていれば…」
「今回は大川さんが悪いからいってるだけだよ」
「あずごめん!葉山の言う通りだよ」
「雪ちゃん…」
私がもっと警戒心持ててれば…。