潔癖症な彼の素顔
「所で買い物って、何を買うんだろうね」
「うん、私も分からなくて…」
気になってはいるんだけど…。
聞けない…。
何を買うの?とかプライベートなことは、、、。
あ、でも一緒に買い物に行くんだよね…。
「プレゼントとかかな」
プレゼント…。
「なるほど…」
「女側の意見も聞きたいから、あずを連れてくって感じかもね」
え、、
ていう事は、女性への贈り物って事だよね、、、。
秋君、彼女いるのかな…。
だとしたら、やっぱり私と買い物に行くのはまずいんじゃ、、、。
つ、、なんか…心臓が痛いような……。
何でだろっ。
「あーず。顔が真っ青だよ!大丈夫?」
「え、あ、大丈夫…」
「ぷふっ。もしかして、葉山が彼女へのプレゼントを買いに行くと思ってるの??
あずを連れて??」
雪ちゃんは、かなり可笑しそうに笑ってる。
「もぉ、笑わないでよぉ」
「まぁ、彼女いるんだったら、あずとあんな事やこんな事しないでしょ〜」
え?いや、えぇ!?
「なっ、なに言ってるの!?へ、変な言い方止めてよぉ!」
「ぷっ!なに動揺してるの?もしかして、、ニヤニヤ」
花火大会の事とか色々思い出しちゃったよっ…。
今、顔が赤い…。
それに、雪ちゃんの変なスイッチが…オンになっちゃった…。
「葉山も男だからね〜!」
「ゆ、雪ちゃんっ」
「もう奪われた?」
「ん?」
何を…?
「こーこ!」
すると雪ちゃんは自分の唇に手指先を当てた。
「えっ!、、、唇はまだだよ…ぁ、いや!そもそもキス自体しないっよ……」
明らかに発言を間違えた…。
「もぉーー!あず可愛い!!」
この反応…バレた、、、よね。
恥ずかしい…………………………。
その後も、雪ちゃんにいじられまくった。