潔癖症な彼の素顔





「梓ありがとう。きっと妹も喜んでくれる」




「いえ、秋君のお役にたてたなら良かったですっ」



「そうだ。この後さ、空いてる?」








「?…うん」



今日は秋君との約束だから。1日空いてる。



「じゃあさ、せっかく買い物に来たんだから少し回ろうか。それで、ご飯食べて帰ろう」




「うん…!」




う、うんって言っちゃったけど、、、


だっ大丈夫かな…。


さっきまでは、
プレゼントを買う目的があったけど、、、。




これはちょっと意味が違くなるっよね…?






「っ…」



いきなり緊張してきたっ。





「どこか寄りたいお店があったら言ってね」



「うん…」




しばらくお店とか歩き回り、今はアクセサリーが沢山売っている所にいる。





「…きれー」



キラキラしたものが沢山あって、テンションが上がった。





あ、このネックレス可愛い…。



ハートの形が丸みがあって、チェーンも全部シルバーピンク。



「あ、これ梓に似合いそうだね」



「可愛いけど、私自身が可愛くないから…」



私が可愛かったらなぁ、、、。
付けてみたかったな。


「ほんと、梓は自分に対してマイナス思考だよね。前にも言ったけど、もっと自信持たないと。


…よし。梓はここで少し待ってて」



「え?」



秋君はネックレスを手に持ち、レジの方へ向かった。






< 91 / 154 >

この作品をシェア

pagetop