暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
「え?」


『私、うまく挨拶できてた?』


「・・はい。うまくできました」


曲がり角を過ぎてから立ち止まり、
暁くんを見上げる。



暁くんは
私の気持ちを知ってか知らずか


「大丈夫」

と、優しく言ってくれた。


その優しさが、逆に
私のココロを突き刺す。
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