暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
目が、怖いんですけど、暁くんっ!


『あ・・の・・』


暁くんが、足を組み、
ベンチの後ろに腕をまわす。

なんでしょうか、この
威圧感っ。



「俺が大丈夫じゃない。
 目の前で、あんなふうに
 楽しそうに笑ってる姿見て
 ヘーキなわけがない」


『でも・・』


「でも、じゃないっ。
 俺以外の男に
 笑うな。話すな。近づくな!」


『ちょっと…暁くん…』


「あ?!」


うわー。
完全に独裁者になってる!

悪いヤツの目だ!!


けど・・・
ちょっと顔、赤い?
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