暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
わ・・あ・・



吸い込まれそうな

ちょっと灰色がかった瞳・・





「そんなに見ないでください。」


『え?あ・・っ・・
 べつに。べつに見てないよ・・』


ぐっと顔を近づけてくる暁くん。


『ひゃっ!』




「もっと近くで見てもいいよ」


『い、いいっ!!』


「そう?」



そして暁くんは

ニヤっと口元を上げてから

それは器用に接着剤を塗って

欠けた部分をくっつけた。




「イチ、ニイ、サン、シイ、ゴ、ロク・・
 10秒くらい、でいいかな」


『う、うん。あと・・
 ナナ・・ハチ・・キュウ・・OK!』



はぁ~
なんなの?
なんなの、急に!


暁くんに見とれてた自分が
恥ずかしいっっ


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