暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
「もしかして矢部と、
 ペア組みたかった?」



手首を握ったまま、
私から目線をそらさない。



『・・大丈夫・・』



「リョーカイ」




暁くんは、椅子に座ってから、
メガネを掛け、
フワリと笑った。


あ・・いつもの、暁くんだ。



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