暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
『じゃあね、暁くん』



下の名前、で呼んでていいかな。

本人のリクエスト、として

受け止めていいですかね。



「はい。気をつけて・・
 また明日。森野さん」



暁くん、戸惑いながら
自分の自転車を立てる。


なんだかおかしいっ



私はぐっとペダルを踏んで

帰り道を進んだ。



もう止めないでね、暁くん。
< 76 / 201 >

この作品をシェア

pagetop