暁くんがメガネを外したら・・ 【完結】
「そんなに珍しい?」
『っ! お、起きてたの?!』
暁くんが、パチッと目を開いた。
言葉とは裏腹に
優しい目だった。
『大丈夫?』
「全然ヘーキ」
『うそっ!』
暁くんの頭に手をのばし、
そっと触れてみる。
『ほらここ、たんこぶ』
「触んなよ」
『だってヘーキなふりするからっ』
「大丈夫だって。
こんなの、剣道部だったら
毎日できてるよ」
『・・ごめんね』
「何が?」
『私のせいで・・』
「だったら・・
もう1回、して」
『ちょっ! ばかっ!』
『っ! お、起きてたの?!』
暁くんが、パチッと目を開いた。
言葉とは裏腹に
優しい目だった。
『大丈夫?』
「全然ヘーキ」
『うそっ!』
暁くんの頭に手をのばし、
そっと触れてみる。
『ほらここ、たんこぶ』
「触んなよ」
『だってヘーキなふりするからっ』
「大丈夫だって。
こんなの、剣道部だったら
毎日できてるよ」
『・・ごめんね』
「何が?」
『私のせいで・・』
「だったら・・
もう1回、して」
『ちょっ! ばかっ!』