6月、恋の終わり。
「キレイだね」
隣に行って話しかけると、
「っ、はい…凄く可愛いから、思わず見いっちゃいました」
少し驚いたような反応を見せた後、はにかむような笑顔を浮かべながら話すあかりちゃん。
「ほんと、可愛いね。あ、敬語じゃなくていいよ。同い年だし」
「…そう、だよね…えっと、じゃあ敬語はやめるね」
嬉しそうに笑うその笑顔が、とてもやわらかくて。
まるでこのピンクの紫陽花みたいに、可憐で可愛らしい。
いいな。少しだけ羨ましくなる。
私もこんなふうに女の子らしかったら、少しは翔から女として意識してもらえるのかな?なんて。
…そういえば、あかりちゃんは翔といつから友達なんだろう?
隣に行って話しかけると、
「っ、はい…凄く可愛いから、思わず見いっちゃいました」
少し驚いたような反応を見せた後、はにかむような笑顔を浮かべながら話すあかりちゃん。
「ほんと、可愛いね。あ、敬語じゃなくていいよ。同い年だし」
「…そう、だよね…えっと、じゃあ敬語はやめるね」
嬉しそうに笑うその笑顔が、とてもやわらかくて。
まるでこのピンクの紫陽花みたいに、可憐で可愛らしい。
いいな。少しだけ羨ましくなる。
私もこんなふうに女の子らしかったら、少しは翔から女として意識してもらえるのかな?なんて。
…そういえば、あかりちゃんは翔といつから友達なんだろう?