6月、恋の終わり。
翔とは高一の頃からずっと仲良し。
二年生になった今も、また同じクラスになれて、変わらず仲良しな友達。
だけど…
チラリと横を見る。
見慣れた横顔、時折吹く風が、翔の髪をサラサラと揺らしていた。
「ん?何見てんだよ」
「…べ、別に」
「変な奴ー」
「うるさいなぁ…!」
友達じゃなく、本当はもっと…もっと。
近付きたくて。
翔の彼女になれたらいいのに…。
ずっと、片思い。
私はこんなにも大好きなのに、翔は私のこと…ただの女友達としか思ってない。
どうしたら、友達以上になれるんだろう。
でも…
「あーうまかった!よし、帰るか」
「うん…」
今の関係が大切すぎて、怖い。
この関係が壊れるくらいなら…友達のままでもいいのかな?
こうやって、翔の隣にいられるのなら。
一緒に笑い合えるのなら。
なんて…思ってしまうよ。
.
二年生になった今も、また同じクラスになれて、変わらず仲良しな友達。
だけど…
チラリと横を見る。
見慣れた横顔、時折吹く風が、翔の髪をサラサラと揺らしていた。
「ん?何見てんだよ」
「…べ、別に」
「変な奴ー」
「うるさいなぁ…!」
友達じゃなく、本当はもっと…もっと。
近付きたくて。
翔の彼女になれたらいいのに…。
ずっと、片思い。
私はこんなにも大好きなのに、翔は私のこと…ただの女友達としか思ってない。
どうしたら、友達以上になれるんだろう。
でも…
「あーうまかった!よし、帰るか」
「うん…」
今の関係が大切すぎて、怖い。
この関係が壊れるくらいなら…友達のままでもいいのかな?
こうやって、翔の隣にいられるのなら。
一緒に笑い合えるのなら。
なんて…思ってしまうよ。
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