6月、恋の終わり。





「あかりのこと好きなんだよね」



…っ!



ズキッと胸に衝撃が走る。



「あっ!くれぐれもこの事は内緒で!もしバレたら怒られる…」

「うん、もちろん…」

ニコッと笑顔で答えた。


その後も二人が戻ってくるまで、勇一くんと会話を続けるも、何も頭に入ってこなかった。
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