6月、恋の終わり。
「それでさ…他にも二人来るんだけどいい?」
えっ…?
少し言いづらそうに、頭を手でかきながら翔が言った。
なんだ…二人きりじゃなかったのか…。
少し残念……。
「うん、もちろんいいよ」
こう言うしかない。
ほんとは二人きりが良かったなんて、口が裂けても言えない。
えっ…?
少し言いづらそうに、頭を手でかきながら翔が言った。
なんだ…二人きりじゃなかったのか…。
少し残念……。
「うん、もちろんいいよ」
こう言うしかない。
ほんとは二人きりが良かったなんて、口が裂けても言えない。