恋するリゾート
　　　　つぐみは　まだ誰もいない　

　　　　休憩中の託児室に来ると　窓の外に目をむけた。



　　　 「・・・・・・は～～」



　　　シン君と私は幼稚園からの幼馴染だった。
　
　　　そこまでは　樹君や他の子達も一緒



　　　私たち二人　みんなと違うのは　

　　　パパとママが　信君のパパとママと

　　　知り合いだったこと

　　　そして　おじいちゃん達も・・・・・


　　　おじいちゃん達は　

　　　田舎から　都会に出てきて

　　　丁稚奉公をして　事業を起こした

　　　大変な時期に　励ましあっていたことで

　　　自分たちは　男同士だから

　　　結婚できないが　お前以上に

　　　分かり合える仲間はいない

　　　結婚したら　自分たちの子供を

　　　　結婚させて　親族になろうと　


　　　夜な夜な　お酒を飲んでは

　　　そんな話で　盛り上がったらしい


　　　そして　お互いの事業もうまくいき


　　　ぐんぐん会社も大きくなり


　　　みごと　お互いの家に

　　　男の子と女の子が生まれた

　　　そして　信君のパパと家のママは　許婚として育てられた
< 21 / 44 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop