恋するリゾート
この少し前 つぐみと信は
婚約を解消していた
今までかわいがってくれた早川家
そして 信に 何も言わずに
姿を消したことが
気になっていた
夜逃げの日に
信君に会いに行ったけど
会えなかったから
父と母は借金返済の為
昼夜働いているので
こっそり 早川の家まで
バスと電車を乗り継いで行った
あの日も雪
なんで いつも雪の日に
私は 言っちゃうのかな
そんな 突っ込みを
自分に しながら
見上げたシンの部屋は
真っ暗だった・・・・・
「 また いない・・・・
バイトかな?
・・・・・・・帰ろう
・・・・シン君
私たちの事気にも
留めてないかも
しれないし・・・」
懐かしい景色に 目を向けながら
とぼとぼと歩く
いつも シンと遊んでいた公園が
見えてきた 懐かしいな・・・
そう思いながら
目を向けると 長身の青年
・・・・・シン君? ・・・・・
・・・・・・・・一緒にいるのは
・・・・・・・ めぐみ?
あわてて 木の陰に 身を寄せた
「 ・・・・・・・・・スキなの
・・・・・・・・・やっぱり
・・・・・・わすれられない」
「俺は・・・・・・・・・・
あの時と何も気持ちは
変わっていない
・・・・・・・やっつぱり
・・・・・・・が スキなんだ
・・・・・・・俺だって・・・・
・・・・忘られるなんて無理だ
・・・・・・・・・」
途切れ途切れに
聞こえてくる二人の会話
つぐみは 目の前が
涙でかすんでいく
その涙が こぼれないように
上を向いて 歩きだした
あの日の胸の痛みを
思い出しながら
思わずつぐみが つぶやいた
あの日のこと 信くん
相当ショックだったんだ・・・・・
婚約を解消していた
今までかわいがってくれた早川家
そして 信に 何も言わずに
姿を消したことが
気になっていた
夜逃げの日に
信君に会いに行ったけど
会えなかったから
父と母は借金返済の為
昼夜働いているので
こっそり 早川の家まで
バスと電車を乗り継いで行った
あの日も雪
なんで いつも雪の日に
私は 言っちゃうのかな
そんな 突っ込みを
自分に しながら
見上げたシンの部屋は
真っ暗だった・・・・・
「 また いない・・・・
バイトかな?
・・・・・・・帰ろう
・・・・シン君
私たちの事気にも
留めてないかも
しれないし・・・」
懐かしい景色に 目を向けながら
とぼとぼと歩く
いつも シンと遊んでいた公園が
見えてきた 懐かしいな・・・
そう思いながら
目を向けると 長身の青年
・・・・・シン君? ・・・・・
・・・・・・・・一緒にいるのは
・・・・・・・ めぐみ?
あわてて 木の陰に 身を寄せた
「 ・・・・・・・・・スキなの
・・・・・・・・・やっぱり
・・・・・・わすれられない」
「俺は・・・・・・・・・・
あの時と何も気持ちは
変わっていない
・・・・・・・やっつぱり
・・・・・・・が スキなんだ
・・・・・・・俺だって・・・・
・・・・忘られるなんて無理だ
・・・・・・・・・」
途切れ途切れに
聞こえてくる二人の会話
つぐみは 目の前が
涙でかすんでいく
その涙が こぼれないように
上を向いて 歩きだした
あの日の胸の痛みを
思い出しながら
思わずつぐみが つぶやいた
あの日のこと 信くん
相当ショックだったんだ・・・・・