トモダチ地獄~狂気の仲良しごっこ~
ゴールデンウィークの予定を話し合うつもりだったのに、そういうわけにもいかなくなってしまった。
3人で出かける予定を薫子の前で話すのは仲間外れにしているみたいで気が引ける。
「あっ、葛生さんのことあたしとエレナも薫子って呼んでいい?」
変な雰囲気になってしまった空気を取り払うように彩乃が問いかける。
「別に。お好きにどうぞ」
彩乃に視線を向けることなくそっけない言い方をする薫子。
でも彩乃はめげずに声をかける。
「薫子って部活入ってないんだっけ?」
「うん」
「そっか。じゃあ、梨沙とエレナと同じだね。あたしはバレーに入ってるんだ」
彩乃の言葉に薫子がピクリと反応する。
3人で出かける予定を薫子の前で話すのは仲間外れにしているみたいで気が引ける。
「あっ、葛生さんのことあたしとエレナも薫子って呼んでいい?」
変な雰囲気になってしまった空気を取り払うように彩乃が問いかける。
「別に。お好きにどうぞ」
彩乃に視線を向けることなくそっけない言い方をする薫子。
でも彩乃はめげずに声をかける。
「薫子って部活入ってないんだっけ?」
「うん」
「そっか。じゃあ、梨沙とエレナと同じだね。あたしはバレーに入ってるんだ」
彩乃の言葉に薫子がピクリと反応する。