トモダチ地獄~狂気の仲良しごっこ~
「梨沙ちゃん、今日もお疲れさまでした。本当にありがとう」
ボランティアの時間が終わり帰り支度をしていると、施設長の沖さんに呼び止められた。
「お疲れ様でした」
小さく頭を下げて微笑む。
「梨沙ちゃんがボランティアに来てくれてから皆さんの顔も明るくなったしホームの雰囲気もすごくよくなったの。いつもありがとう」
「いえ。あたしもここへきてみなさんと話すのが楽しみなんです」
「そう言ってもらえて嬉しいわ。でも、テスト期間中とか忙しい時は無理をしなくてもいいからね?」
「はい。ありがとうございます」
「気を付けて帰ってね」
沖さんと別れてホームの裏側の扉から出ると、あたしは真っ先にスマホを取り出した。
さっき薫子から届いていたメッセージを確認する為に。
ボランティアの時間が終わり帰り支度をしていると、施設長の沖さんに呼び止められた。
「お疲れ様でした」
小さく頭を下げて微笑む。
「梨沙ちゃんがボランティアに来てくれてから皆さんの顔も明るくなったしホームの雰囲気もすごくよくなったの。いつもありがとう」
「いえ。あたしもここへきてみなさんと話すのが楽しみなんです」
「そう言ってもらえて嬉しいわ。でも、テスト期間中とか忙しい時は無理をしなくてもいいからね?」
「はい。ありがとうございます」
「気を付けて帰ってね」
沖さんと別れてホームの裏側の扉から出ると、あたしは真っ先にスマホを取り出した。
さっき薫子から届いていたメッセージを確認する為に。