トモダチ地獄~狂気の仲良しごっこ~
5限は移動教室だった。
『あたし、職員室寄ってくから先行ってて!』
職員室に来るようにと部活の顧問に呼び出されている彩乃抜きで生物室に移動する。
当たり前のようについてくると思っていた薫子も『私もちょっと用があるから』と教室から出て行った。
薫子とずっと一緒にいると息が詰まる。
それはエレナも一緒だったようだ。
「平和が訪れた~!」
「だね」
大きく背伸びをしているエレナに微笑む。
「でも、放課後も一緒に映画だからね~。でもあの子連れて行けば安くなるしそれぐらい我慢しないとね」
「そうなの?」
「あれっ、彩乃に聞いてなかった?友情割引ってやつで4人で行くと割引になるの」
「あ……だから薫子も誘ったの?」
「そうそう」
エレナが笑顔で頷く。
『あたし、職員室寄ってくから先行ってて!』
職員室に来るようにと部活の顧問に呼び出されている彩乃抜きで生物室に移動する。
当たり前のようについてくると思っていた薫子も『私もちょっと用があるから』と教室から出て行った。
薫子とずっと一緒にいると息が詰まる。
それはエレナも一緒だったようだ。
「平和が訪れた~!」
「だね」
大きく背伸びをしているエレナに微笑む。
「でも、放課後も一緒に映画だからね~。でもあの子連れて行けば安くなるしそれぐらい我慢しないとね」
「そうなの?」
「あれっ、彩乃に聞いてなかった?友情割引ってやつで4人で行くと割引になるの」
「あ……だから薫子も誘ったの?」
「そうそう」
エレナが笑顔で頷く。