コールドブック


親父は刑事をやっていて、
結構トップあたりらしい。

だから、家に帰れない事がしばしば・・・

「ったく、そのストレスが俺にふりかかってくんだぞ。」

今日は、ラッキーな日なのか、そうではないのか
わからない日だ。





学校につくと、クラスが少しザワザワしているのに気がついた。

「どーしたんだ?」

近くにいた友達の俊<トシ>に聞いた。

「あー。おはよ!なんか、今日転校生が来るらしい。」

「へぇ、男?女?」

「男。高校1年のこの時期って中途半端だよな。」

確かに、入学式とかの時に、転校してくればいいのに。

「でも、どんなヤツか楽しみだ。」



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