【完】俺の隣にいてほしい。
するとその時、テーブルの上に置かれていた優里亜ちゃんのスマホがピコンと音を立てて。それに気が付いた彼女は、サッとスマホを手に取ると、画面を手でタップした。
「あっ、まーくんからだ」
噂をすれば、ちょうど彼氏からのメッセージが届いたみたいだ。
見た瞬間、ぱぁっと目を輝かせる優里亜ちゃん。
「えっ、ウソッ! 『今日よかったらウチで一緒に勉強しない?』だって!」
「えーっ!」
「どうしよう。家に呼ばれたの初めてなんだけど~!」
そう言ってはしゃぐ優里亜ちゃんは、さっきまでのシュンとした顔がウソのように明るい表情になっている。
それを見て、彩実ちゃんがちょっとニヤニヤしながら言う。
「よかったじゃない。これは今日こそキスされちゃうかもしれないね」
「ふふっ。そうかなぁ~。そうだといいなぁ」
それにしても、こんなふうに一瞬で機嫌が直っちゃうなんて、彼氏からの一言のパワーってすごいんだなぁ。
優里亜ちゃんは本当に彼氏のことが大好きなんだ。
「ところで、心音のほうはどうなったの?」
「えっ!」
「あっ、まーくんからだ」
噂をすれば、ちょうど彼氏からのメッセージが届いたみたいだ。
見た瞬間、ぱぁっと目を輝かせる優里亜ちゃん。
「えっ、ウソッ! 『今日よかったらウチで一緒に勉強しない?』だって!」
「えーっ!」
「どうしよう。家に呼ばれたの初めてなんだけど~!」
そう言ってはしゃぐ優里亜ちゃんは、さっきまでのシュンとした顔がウソのように明るい表情になっている。
それを見て、彩実ちゃんがちょっとニヤニヤしながら言う。
「よかったじゃない。これは今日こそキスされちゃうかもしれないね」
「ふふっ。そうかなぁ~。そうだといいなぁ」
それにしても、こんなふうに一瞬で機嫌が直っちゃうなんて、彼氏からの一言のパワーってすごいんだなぁ。
優里亜ちゃんは本当に彼氏のことが大好きなんだ。
「ところで、心音のほうはどうなったの?」
「えっ!」