【完】俺の隣にいてほしい。
*優しい彼との再会
「ふふふ」
部屋の自分のベッドの上でゴロンと横になったまま、手に持ったスマホの画面を見つめニヤニヤする。
画面には、この前椿くんと海に行ったときに撮った、夕焼けの写真。
椿くんはなぜかそれを私とお揃いでメッセージアプリのアイコンに設定してくれたので、アイコンを見るたびに顔がほころんでしまう。
椿くんのことを考えるだけで、胸がドキドキする。
メッセージが来るたび嬉しくなるし、彼と会うのがいつも待ち遠しくてたまらなくて。
恋をするって、こういう感じなんだ。
こんなにわくわくした気持ちになれるなんて思わなかったな。
私が椿くんのスマホを壊したことから始まったこの関係。
最初は彼女のフリなんて正直嫌だなぁと思ってたし、お詫びのために仕方なく引き受けただけだったけれど、今ではできることならずっと続いてほしいなんて思ってる。
今すぐ彼の本物の彼女になりたいだなんて、そんな高望みはしないから。ニセモノの彼女でも構わないから、一緒にいたい。
そしていつか、椿くんも私のことを好きになってくれたらなぁ……なんて。
夢のまた夢かもしれないけど、ね。
椿くんは、私のことをどう思ってるのかな。
ちょっとは特別だと思ってくれてるのかなぁ……。
部屋の自分のベッドの上でゴロンと横になったまま、手に持ったスマホの画面を見つめニヤニヤする。
画面には、この前椿くんと海に行ったときに撮った、夕焼けの写真。
椿くんはなぜかそれを私とお揃いでメッセージアプリのアイコンに設定してくれたので、アイコンを見るたびに顔がほころんでしまう。
椿くんのことを考えるだけで、胸がドキドキする。
メッセージが来るたび嬉しくなるし、彼と会うのがいつも待ち遠しくてたまらなくて。
恋をするって、こういう感じなんだ。
こんなにわくわくした気持ちになれるなんて思わなかったな。
私が椿くんのスマホを壊したことから始まったこの関係。
最初は彼女のフリなんて正直嫌だなぁと思ってたし、お詫びのために仕方なく引き受けただけだったけれど、今ではできることならずっと続いてほしいなんて思ってる。
今すぐ彼の本物の彼女になりたいだなんて、そんな高望みはしないから。ニセモノの彼女でも構わないから、一緒にいたい。
そしていつか、椿くんも私のことを好きになってくれたらなぁ……なんて。
夢のまた夢かもしれないけど、ね。
椿くんは、私のことをどう思ってるのかな。
ちょっとは特別だと思ってくれてるのかなぁ……。