【完】俺の隣にいてほしい。
*彼の部屋でふたりきり
それから間もなくして、学校では文化祭に向けての準備が本格的に始まった。
今日も6時間目のホームルームでは、クラスみんなでクレープ屋のメニューを考えたり、看板づくりをしたり大忙しだ。
私は仲良しの彩実ちゃんと優里亜ちゃんと三人で、仲良くおしゃべりをしながらポスター作りに励んでいた。
「ねぇ、優里亜は学祭に彼氏連れてくるんだよね?」
黒の油性ペンを片手に、彩実ちゃんが優里亜ちゃんに尋ねる。
「もちろん! まーくんと約束してるから、当日は一緒にまわる予定だよ~。心音は椿くん誘ったりしてないのー?」
「あ、うん。学祭の話したら、友達と一緒に来てくれるって言ってたよ」
「へぇー、そうなんだ。友達連れてくるのか~」
するとそこで、彩実ちゃんが今度は私に尋ねてきて。
「ねぇ心音、例の氷上くんって人は誘ってないの?」
そういえば、この前もそうだったけど、彩実ちゃんは氷上くんのことがすごく気になるみたいで、やたらと氷上くんのことを推してくる。
「あ、氷上くんにも昨日塾で話した時、行きたいって言われたから、来てくれるかも」
「えっ、ほんと?」
私が答えると、嬉しそうに目を輝かせる彩実ちゃん。
今日も6時間目のホームルームでは、クラスみんなでクレープ屋のメニューを考えたり、看板づくりをしたり大忙しだ。
私は仲良しの彩実ちゃんと優里亜ちゃんと三人で、仲良くおしゃべりをしながらポスター作りに励んでいた。
「ねぇ、優里亜は学祭に彼氏連れてくるんだよね?」
黒の油性ペンを片手に、彩実ちゃんが優里亜ちゃんに尋ねる。
「もちろん! まーくんと約束してるから、当日は一緒にまわる予定だよ~。心音は椿くん誘ったりしてないのー?」
「あ、うん。学祭の話したら、友達と一緒に来てくれるって言ってたよ」
「へぇー、そうなんだ。友達連れてくるのか~」
するとそこで、彩実ちゃんが今度は私に尋ねてきて。
「ねぇ心音、例の氷上くんって人は誘ってないの?」
そういえば、この前もそうだったけど、彩実ちゃんは氷上くんのことがすごく気になるみたいで、やたらと氷上くんのことを推してくる。
「あ、氷上くんにも昨日塾で話した時、行きたいって言われたから、来てくれるかも」
「えっ、ほんと?」
私が答えると、嬉しそうに目を輝かせる彩実ちゃん。