【完】俺の隣にいてほしい。
*文化祭
「いらっしゃいませー! クレープはいかがですか~?」
教室の入り口で、白いエプロンを付けた優里亜ちゃんが元気に呼び込みをする姿が見える。
今日は土曜日で、文化祭の一般公開の日。
一日目の昨日はうちの学園の生徒のみで行ったんだけど、今日は一般のお客さんや他校生も遊びに来れるから、みんな昨日以上に張り切っているように見える。
校内も活気であふれていて、そこらじゅうから元気な掛け声や笑い声が響いていた。
「心音、そのエプロン似合ってるね」
隣にいた彩実ちゃんが笑顔で声をかけてくる。
「そ、そうかな。彩実ちゃんこそ、エプロンすごく似合ってるよ」
私たちのクラスは教室でクレープの販売をしているんだけど、私と彩実ちゃんは調理係なので、生地にクリームを絞ったり、トッピングをしたりするのを担当してる。
不器用な私は彩実ちゃんのようにうまくできないんだけど、トッピングの仕事自体はすごく楽しい。
二人でお喋りしながらお客さんが来るのを待っていたら、ちょうどそこで同じクラスの演劇部の子たちがクレープを買いに来てくれた。
教室の入り口で、白いエプロンを付けた優里亜ちゃんが元気に呼び込みをする姿が見える。
今日は土曜日で、文化祭の一般公開の日。
一日目の昨日はうちの学園の生徒のみで行ったんだけど、今日は一般のお客さんや他校生も遊びに来れるから、みんな昨日以上に張り切っているように見える。
校内も活気であふれていて、そこらじゅうから元気な掛け声や笑い声が響いていた。
「心音、そのエプロン似合ってるね」
隣にいた彩実ちゃんが笑顔で声をかけてくる。
「そ、そうかな。彩実ちゃんこそ、エプロンすごく似合ってるよ」
私たちのクラスは教室でクレープの販売をしているんだけど、私と彩実ちゃんは調理係なので、生地にクリームを絞ったり、トッピングをしたりするのを担当してる。
不器用な私は彩実ちゃんのようにうまくできないんだけど、トッピングの仕事自体はすごく楽しい。
二人でお喋りしながらお客さんが来るのを待っていたら、ちょうどそこで同じクラスの演劇部の子たちがクレープを買いに来てくれた。