【完】俺の隣にいてほしい。
二人で今日の出来事を振り返りながら、笑い合う。本当に最高の一日だったなぁ。
それなのに、もうすぐ終わりが近づいてるのかと思うと、なんだか名残惜しくなってきちゃうよ。
観覧車の窓の外を見ていると、だんだんと目に映る景色が小さくなっていくのがわかる。
オレンジ色に染まった空がすごく綺麗で、なんだかとてもロマンチックだ。
「わあぁ……。夕日が綺麗だね」
「あぁ。ちょうどいい時間だったな」
思わず椿くんと以前海に行った時に見た、あの夕焼けを思い出してしまった。
なんだかちょっぴり懐かしい気持ち。でも、あれはもっと綺麗だったなぁ。
椿くんが窓の外を見ながらボソッと口にする。
「もうすぐてっぺんだな」
「あ、ほんとだ」
いつのまにか頂上付近まで来たみたい。下を見ると、地上からだいぶ距離があって、なんだか落っこちそうな気がしてちょっとドキドキしてくる。
そっと窓から顔を離したら、その瞬間椿くんが私のほうを見ながら尋ねてきた。
「心音は高いところ平気?」
「えっと……ちょっと怖いかも。下見ちゃうと、落ちそうで」
それなのに、もうすぐ終わりが近づいてるのかと思うと、なんだか名残惜しくなってきちゃうよ。
観覧車の窓の外を見ていると、だんだんと目に映る景色が小さくなっていくのがわかる。
オレンジ色に染まった空がすごく綺麗で、なんだかとてもロマンチックだ。
「わあぁ……。夕日が綺麗だね」
「あぁ。ちょうどいい時間だったな」
思わず椿くんと以前海に行った時に見た、あの夕焼けを思い出してしまった。
なんだかちょっぴり懐かしい気持ち。でも、あれはもっと綺麗だったなぁ。
椿くんが窓の外を見ながらボソッと口にする。
「もうすぐてっぺんだな」
「あ、ほんとだ」
いつのまにか頂上付近まで来たみたい。下を見ると、地上からだいぶ距離があって、なんだか落っこちそうな気がしてちょっとドキドキしてくる。
そっと窓から顔を離したら、その瞬間椿くんが私のほうを見ながら尋ねてきた。
「心音は高いところ平気?」
「えっと……ちょっと怖いかも。下見ちゃうと、落ちそうで」