【完】俺の隣にいてほしい。
それを聞いた椿くんは、なぜかまた大きく目を見開いて、照れたように目線を横にそらした。
「……っ。だから、そういうの可愛すぎんだって」
「えっ?」
「ほんと、どれだけ好きにさせたら気が済むんだよ」
真っ赤な顔でそう呟いた椿くんは、なんだかあまり余裕がなさそうで。
それを見て自分も顔が赤くなる。
今私、そんなに照れさせるようなこと言ったかな。
だけど、椿くんの言葉から、仕草から、私のことをすごく好きだって思ってくれているのが伝わってきて、幸せな気持ちになる。
私だって椿くんのこと、これ以上ないくらいに好きなつもりだけど、きっとこれからもっと好きになっていくんだと思う。
もっともっと、いろんなキミを知って。たくさんの時間を一緒に過ごして。
もっと、かけがえのない存在になっていくんだ。きっと。
来年も、そのまた先も、ずっとずっと、椿くんの隣で笑っていられますように。
二人で幸せな未来をつくっていけますように――。
.
*
.
【俺の隣にいてほしい。*fin.*】
「……っ。だから、そういうの可愛すぎんだって」
「えっ?」
「ほんと、どれだけ好きにさせたら気が済むんだよ」
真っ赤な顔でそう呟いた椿くんは、なんだかあまり余裕がなさそうで。
それを見て自分も顔が赤くなる。
今私、そんなに照れさせるようなこと言ったかな。
だけど、椿くんの言葉から、仕草から、私のことをすごく好きだって思ってくれているのが伝わってきて、幸せな気持ちになる。
私だって椿くんのこと、これ以上ないくらいに好きなつもりだけど、きっとこれからもっと好きになっていくんだと思う。
もっともっと、いろんなキミを知って。たくさんの時間を一緒に過ごして。
もっと、かけがえのない存在になっていくんだ。きっと。
来年も、そのまた先も、ずっとずっと、椿くんの隣で笑っていられますように。
二人で幸せな未来をつくっていけますように――。
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【俺の隣にいてほしい。*fin.*】