【完】俺の隣にいてほしい。
なんだろう。素直に言うことを聞くあたり、あの金髪の男の子は、彼らの中ではリーダー的な存在なのかな?


まぁ、なにはともあれ、絡まれたりしなくて本当によかった。


私はホッと胸をなでおろしながら、再びスマホに視線を戻す。


だけど、その後も電車に乗っている間はずっと気まずくてたまらなくて。


今度からこの車両に乗るのはやめよう、心の中でそう誓った。


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