【完】俺の隣にいてほしい。
「そういえば、その後星川の彼氏とは順調?」
お昼休み、学食でいつものように優里亜ちゃんと彩実ちゃんと三人でお昼を食べていたら、ふと優里亜ちゃんの彼氏の話題になった。
彩実ちゃんに尋ねられた優里亜ちゃんは、なんともいえない表情をしながらうなずく。
「うん、まぁね~。順調といえば順調だよ。まーくん、相変わらず優しいし」
ちなみに優里亜ちゃんは星川学園の彼氏、通称〝まーくん〟と付き合ってもうすぐ1カ月になるんだとか。
最初は幸せいっぱいって感じでのろけ話をたくさんしてくれていたけれど、そういえば最近は聞かないなぁ。なんて思ってたら……。
「でも、ちょっと最近モヤモヤしてるんだよね。だって、まーくん、何もしてこないんだもん」
「えっ?」
「な、何もっていうのは……」
思いがけない優里亜ちゃんの発言に、私と彩実ちゃんは目を丸くする。
「だってー、まだキスもしてないんだよ! 遅くない?」
お昼休み、学食でいつものように優里亜ちゃんと彩実ちゃんと三人でお昼を食べていたら、ふと優里亜ちゃんの彼氏の話題になった。
彩実ちゃんに尋ねられた優里亜ちゃんは、なんともいえない表情をしながらうなずく。
「うん、まぁね~。順調といえば順調だよ。まーくん、相変わらず優しいし」
ちなみに優里亜ちゃんは星川学園の彼氏、通称〝まーくん〟と付き合ってもうすぐ1カ月になるんだとか。
最初は幸せいっぱいって感じでのろけ話をたくさんしてくれていたけれど、そういえば最近は聞かないなぁ。なんて思ってたら……。
「でも、ちょっと最近モヤモヤしてるんだよね。だって、まーくん、何もしてこないんだもん」
「えっ?」
「な、何もっていうのは……」
思いがけない優里亜ちゃんの発言に、私と彩実ちゃんは目を丸くする。
「だってー、まだキスもしてないんだよ! 遅くない?」