先生、私のこと好きでしょ?

夏合宿の買い物開始です

たった一つの先生の真実にーー


本当に誰も"本当の先生"を知らないでって、思った。

私だけが知ってる秘密で居てーー。


「ゆあって、、可愛いなっ」



ーーーー!!



意地悪気に、ニヤリ、と笑った先生が居てそれが不意に真面目な表情になった。



不意を突かれた表情に、治まらないドキドキ。



「学校では、悪魔先生のままでいるから大丈夫だ」



やっぱり見透かされてる。。



ううん、本心なんてただ漏れだ。

恥ずかしくなった私は、パフェを掬って食べた。


冷たいアイスと、凍ったシャリシャリのイチゴが混ざってさらに、美味しくなった。


「美味しいっ」


思わず笑顔になってしまう。



「「ーーーー!!」」



ん?


目の前の2人の動揺に、私は首を傾げた。


さっきまで、別々の感情で動いていた2人が、今は、同じことをしている。



目の前の水を一気飲みし、店員に催促し。

タオルで、額の汗を拭う。

2人の動作がまるで同じで、なんだかおかしくなり、笑ってしまった。


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