先生、私のこと好きでしょ?
ゆあと幼なじみ辞めたら、彼氏でもなんでもない俺はーーゆあにとってなんなんだ。


そう考えた時、発狂したくなった。

だけどまだ、理性がある。
だから、発狂せずに買い物袋をギュッ、と握ることで保った。


「ーー本当に、合宿気をつけろよ。
ゆあを狙う野獣で、沢山だからなっ。
まあ、ゆあになんかする奴いたら池にだな、、まあいいや」


池?

今やばい会話入らなかった?
最後まで言わなかったけど、池に重りつけて沈めるぐらいはしそうだ。


かなりやばそうではあるが、聞かなかったことにした。

「池?
まあ、池周辺は危ないから近寄らない方がいいよね。
さすが先生!!」



うん。。



ゆあが天然で、よかった。


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