先生、私のこと好きでしょ?
「あはっ、先生にも怖いモノあるんですね。
ーーーーあれ?」

私、ソファに押し倒される私。

反転された身体。


「からかいが過ぎるんじゃないの?

ゆあちゃん?

ここ、誰の家かわかるよね?
からかい過ぎると食うよ?」

ーーーー!?

ソファに、押し倒される私。

「からかいません!!
すいません!
オムライス、冷めちゃいます!」


デミグラソース入りの美味しい、匂いは冷めたせいか、匂いが消えて行く。


「あー、チンし直すか。

ちょい待ってっ。
あ、赤松の件、なんとかしろよ」

赤松って煌ーーーー?


「赤松と付き合ってんだろ?
俺はやだからな。
赤松とイチャイチャするとこ、見たくねー。」

あ、そうだった。

だけどあれはーーーー。



「本気の付き合いじゃないんです。
あれは、一種の契約というかーーーー」


「契約ーーーー?」


チン!!、と聞こえたレンジの音。



「あの、非常にいいづらいんですがーーー先生から守ってあげるって付き合う話になって、付き合えば無条件で守るって話になって「待った」



カタン、、
熱々のオムライスーーーー。


横に座る先生。


緊張するーーーー。

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