劣等生とHSP〜「敏感」なのも個性です!〜
実習初日や二回目は実習が近づくと、とても緊張していました。しかし、回数を重ねていくと緊張よりも楽しみが生まれてきます。

利用者の方は、そんなに対してかわいくもない私に「かわいいなぁ」と毎回のように言ってきます。少し恥ずかしいですが、嬉しいです。

認知症の方が多いので、何度も同じ話の繰り返しになってしまったり、自分の食べている食事を私に食べさせようとしてくる人がいたり、大変だと思うことも多いです。

しかし、ちょっとしたことでも「ありがとう」と言ってもらうことが多く、職員さんがオムツ交換をしている際に利用者の方の手を握ると、利用者の方がどこか嬉しそうな顔を見せてくれます。

それが嬉しくて、私は介護の道に進みたいと強く思うのです。
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