こうやのこうどう
かっこいい男

—これは、数日前のこと



津森はいつも通り憂鬱な思いを胸に出勤した。



なにも変わらない平凡な日常が続くと、


まだその時は思っていた。


いつも通り自分の席に着き
いつも通り仕事をし
いつも通りコーヒーを飲んだ。


そんな「いつも通り」に終止符を打ったのはあの女だった。


突然内山部長が
「みんな、注目してくれ」
と、呼びかけると

「こちらが今月から我が社で働くことになった
河合くんだ。仲良くしてやってくれ」

まあ、こう言ったことは珍しいことでもない

「彼は荒野行動一段なんだ。」


!!!???


一瞬時が止まったかのように感じた。


荒野行動一段........だと!?


世界に2人しかいないと言われている
あの荒野行動一段だと!?


「ちなみに、偵察兵らしい」



!!??!!???!?!!!?!?????!


偵察兵....あの超上級者向けの兵....!?


なんという女だ....


見た目は地味だな...


地味子とでも名付けよう


身長は俺の3倍くらいか...


一般的な女性だ....


未だに信じらてない。
あの女が荒野行動一段だということを。

「おい女」

同僚の四ツ谷だ。

「お前が荒野行動一段だと??
冗談は身長だけにしてくれよ」

そこで、女は四ツ谷に対し
「では、一戦交えてみますか?」

「おいおい
お前は偵察兵だろ?
他の仲間はどうするんだよ?」
四ツ谷は余裕ぶりながら挑発する。

「お、俺がやります。」
俺は思い切って手を挙げた。

「荒野行動六十八段のお前がなに言ってんだよ」

四ツ谷は挑発の矛先を津森に向けた

そして言葉を続けた

「じゃあ
俺が勝ったら俺の言うことなんでも聞く、
いいな?無論、その逆もしかずだ。」

河合は余裕の表情で
「いいでしょう」
と言った。

四ツ谷チーム
•四ツ谷
•内山
•和田

河合チーム
•河合
•津森
•宮本


審判はあなたとコンビニファミリーマートこと、
藤木社長が務めてくれる
「では、始めます」

両チーム声を合わせ
「俺を倒したい?」
「じゃあ」



「荒野行動しようよ!!」と言った



掛け声と共にFortniteは始まった。


にわかの四ツ谷と和田はサッカー場に降りた


内山はその類い稀ないゲームの才能を生かし、


Twitterをしている。


プロゲーマーの津森は初プレイの河合を連れ、
ティルテットタワーへ向かった。


宮本は影からそれをみていた



河合は津森に言った。
「これどのボタン押せば勝ちなの?」

津森は言った






いや、なにも言わなかった。


宮本は影からそれをみていた


内山はラーメン屋に行った


和田はティルテットタワーに液体窒素を流し込んだ。

津森は言った。
「クソっ
ダメだ!!
このままじゃ俺たち....
一体どうすりゃいいんだよ!!」

「いやあの、
たかがゲームだよ?
なにマジになってんの?」
と、河合は返した

とかなんとかやってる間に

和田が寿命を迎えた。

「やった!!
しょうりだ!!」

と、その時

上から黒い影が落ちてきた

それはFortniteの島の13.2879%を潰した

「なんなんだ一体」


それは













我らが社長、フジキングだ。


フジキングは津森に襲い掛かった。

津森は言った。
「お前...あの時の...」

「おや、やっと気づいてくれたか。
私こそが君の娘さんの営む、たこ焼き屋の
タコを食べ尽くした男だ。」

「邪道め...」

「なんとでも言いたまえ愚かな人間」


「ただ、ぼくは君を殺す」

それは津森の肌をかすめた。

津森は得意の背負い投げで荒野行動を
爆破した。


津森の勝利だ!


そして二人は会社でおっせっせを始めた

(おっせっせとは、セックスのことだよ〜)


宮本は羨ましさからフジキングとちんぽを
なめあいましたとさ

めでたしめでした。


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